ストレス外来に訪れる人、その原因とは?!

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現在、ストレスによる心身の不調を訴え、精神科や心療内科のストレス外来に通う患者が増えています。

人は強いストレスを受け続けると、自律神経失調症やうつ病を引き起こすこともあります。

そうなる前に原因となるストレスを取り除く治療が必要ですが、ストレスにはさまざまな種類があるのをご存じでしょうか。

多くの人は、ストレスのことを人間関係などの精神的ストレスのことであると紐づけがちですが、それは大きな勘違いです。

なにも仕事や人間関係の悩みや軋轢だけがストレスではありません。

ストレスは、おもに4つに大別されることが現在わかっています。


 

①精神的ストレス

いちばん多く認識されているストレスの種類です。

現在置かれている環境や出来事に対して、それが自分にとってプレッシャーであったり良いものではないときに受ける精神的負荷を指します。

ですが、うつ病などの原因が精神的ストレスにあると思い込んで治療を受けた場合、却って悪化する場合があります。

②構造的ストレス

身体の構造への負荷=身体のゆがみと考えます。

仕事や姿勢など、長年の負荷で首や背中・腰・骨盤などにゆがみが生じることにより頭蓋骨へのゆがみが生じます。

肩こりや呼吸の乱れ・動悸などは直接的にうつ病などを引き起こすわけではありませんが、間接的な原因のひとつです。

③化学的ストレス

おもに栄養素の過不足による負荷を指します。

偏食や好きな食べ物の過剰摂取など、栄養素による体内の化学変化が引き起こすストレスが心身の不調につながるとされています。

また化学物質そのものにおける不調や病気も化学的ストレスに分類されます。

④温度と湿度のストレス

猛暑や寒波による気温や冷房や暖房が効きすぎることへの冷えやのぼせ、ジメジメや乾燥などの湿度による不快感がストレスとなります。

低気圧で体調を崩す人が多いのも、身体が気圧のストレスに反応しているためと考えられます。

既に自律神経失調症をやうつ病を発病している患者にとっては悪化のもとです。

このように、ストレスには千差万別あり感じ方は人それぞれです。

ストレス外来に通う人は、まず自分の状態が何によってもたらされているか、その原因となるストレスを探ることが治療への近道と考えられます。

ストレスを克服するにはストレスの種類それぞれにポイントがあるため、改善方法はひとつではありません。

誤った認識や治療法は却って病気を悪化させてしまうケースがあるため、ストレスに合った改善法を実践することが大事です。