ストレス外来の4大要素①精神的ストレス

   2017/06/09

「ストレス」という言葉を聞いて、多くの人は何をイメージするでしょうか。

仕事がうまくいかない、職場に合わない人がいる、人間関係で板挟みに遭っている、経済的に苦しい、家庭内で我慢しなければならないことがある…などでしょうか。

とある女性歌手がまさにそういったストレスを題材にして歌った曲が大ヒットしたり、「ストレスがたまる」「ストレス解消」といった表現もあるほどです。

ストレスは蓄積していくものだとも考えられますし、逆に楽しいことをして解消されるものとも考えられるのではないでしょうか。

このように、皆さんがいちばん連想しやすいストレスのタイプこそが「精神的ストレス」といえますし、いちばん感じやすいストレスの種類だともいえます。

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【ストレスと疾患】

眠れない・気分がすぐれない・食欲がないなどといった身体症状や精神症状を感じたとき、「もしかして自分はうつ病や自律神経失調症ではないか」と考える人は少なくないでしょう。

ですが、さしあたって精神的ストレスになるようなおぼえがない場合はどうすればよいのでしょうか。

無理やり「あの時○○があったからだ」などとこじつけて精神的ストレスのせいにすると、余計に症状を悪化させてしまうことがあり、結果ストレス外来を訪れる患者が後をたちません。

まずは医師の診察を受け、自分がその症状にたらしめているのは何なのかをはっきりさせる必要があります。

もちろん精神的ストレスはうつ病などの精神疾患のいちばんの原因ではあります。

【精神的ストレスを受ける原因】

一般的には、うつ状態などに陥った状態の事を「ストレス状態」と呼びます。

ストレッサーと呼ばれる刺激(後述するストレスの原因)を脳が受けることによって脳内で防御反応が生まれます。

しかし、その状態が長く続いたり過度な刺激を受けると防御しきれなくなり、心身の不調を招くことがストレス状態といえるでしょう。

ストレス状態には個人差があり、ストレスの耐性やものごとの受け取り方・本人の性格などで変わります。

ストレスの原因とされるについては、家族やペットの死、恋人や配偶者との別離などの喪失体験がいちばん大きいとされています。

また、仕事での失敗や叱責などの精神的負荷、とある事象に対しての不安や嫉妬・イライラなどの負の感情が脳内を支配しているときにストレス状態を感じ、うつ病などへの疾患に発展するといわれています。

結果、ストレス外来を頼らざるをえなくなるのです。

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