構造的ストレスを受けやすい人

   2017/06/09

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身体のゆがみが引き起こす構造的ストレスはいったいどのような人が陥りやすいのでしょう。

ストレス外来に通う前に、自身で改善できるポイントなどはないのでしょうか。

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【構造的ストレスを起こしやすい人】

想像に難くないと思いますが、やはり「身体が硬い人」がいちばん構造的ストレスを受けやすいと考えられます。

具体的には立ったまま前屈をして、手が床から10センチ以上も離れるようでは相当硬いといえます。

また今流行の開脚をしても脚の角度が狭かったり前に屈めない人も重症といえます。

また、硬さが原因で運動を敬遠することもゆがみを増幅させるため、構造的ストレスに陥りやすいといえるでしょう。

毎日少しずつでもよいので、屈伸などの柔軟体操をしたり、ヨガや軽いストレッチを行うことで身体のバランスが取れゆがみの解消につながります。

【冷えも大敵】

実は、身体が柔らかい人も構造的ストレスを受けやすいといわれています。

身体が柔らかい人は関節は柔らかいですが筋肉量が少ない傾向にあります。

ある程度筋肉量がないと基礎代謝にかかるエネルギーが足りなくなってしまうのです。

代謝が落ちればエネルギー(熱)が少なくなるため、身体を冷えやすくさせているのです。

冷え性は筋肉をこわばらせるため、緊張が生じゆがみを生み出すのです。

身体が柔らかい人は、柔軟体操よりもエアロビクスなど筋肉に刺激を与える運動をして、温めやすい体質に導くことが大切です。

【構造的ストレスとうつ病】

構造的ストレス自体ははすぐにうつ病を引き起こす原因にはなりませんが二次的な要因として考えられます。

ゆがみが生じることでまず最初に感じる症状は肩こりや腰痛であり、いちばん多いとされています。

その後、首の凝りや慢性的な頭痛・生理痛などを起こしやすくなります。

全身のゆがみからくる不調がもとで、ストレス外来を訪れる患者がいるのはこのためです。

では、すでにうつ病を発症している人の構造的ストレスはどのように解消すればよいでしょうか。

うつ病はご存じのとおり気力や意欲の減退や気分の落ち込みが主な症状になります。

気分が上向いているときに散歩やストレッチをすることはとてもよいことですが、うつ状態がひどいときに運動をすると疲労感が募るだけで余計にうつが悪化してしまうおそれがあります。

それが原因でストレス外来を受診せざるをえなくなるため、心や体調とよく相談して運動することが大事です。

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